神楽坂

御神楽が聞こえてくる坂だったことから
その名がついたと言われる『神楽坂』、
今でもそぞろ歩くと神楽の音が商店街から流れてくる粋な街である。
横丁に入ると石畳の小路・黒板塀のまち並みを散策でき、
今でも三味線の音色が聞こえてくることがある。
花柳界の華やかさと共に文豪たちからも愛されたまち、
そのなごりを残しつつ近代化へと緩やかに変化していく
魅力的なまちである。
この賑わいあるまち並みを牛込濠から
神楽坂通り商店街を抜け、
神楽坂上を少し上った高台に位置するのが
『矢来町』である。
ちなみに神楽坂下が海抜９ｍに対し、
この物件の位置するところは
海抜25ｍとこの周りを見渡しても
最高峰に等しい。

飯田橋から歩くとなると少し登りはきついと思うが、
商店街が楽しいのでそれほど苦にはならないし、
あっという間に着くという感じさえする。
最寄り駅は大江戸線の「牛込神楽坂駅」徒歩４分と、
東西線の「神楽坂駅」徒歩５分、
どちらかというと「神楽坂駅」の方が平坦で来られる。